お知らせ(11月20日更新)
2020-02-26 14:44:00
新型コロナウイルス感染症について(その3)
とうとう広島県でも新型コロナウイルス感染症患者との濃厚接触者がでましたね。ここで濃厚接触者とはどのような人をいうのでしょうか?濃厚接触者とは、患者と同居する家族や、必要な感染予防策をとらずに患者を診察した医療者、患者の痰などに触れた人、手で触れたり、対面で会話したりするのが可能な約2メートル以内の距離で、予防策なしで接触した人が含まれます。感染予防のためには咳エチケット、手洗い、環境消毒、換気などが望まれます。詳しいことにつきましては東北医科薬科大学のホームページに「新型コロナウイルス感染症~市民向け感染予防ハンドブック」に記載されておりますのでご参照ください。自分がかからないようにするためには予防策をまず知り、実践することが大事だと思います。体調には十分お気を付けいただき4日以上37.5℃以上の発熱が持続したり感冒症状が持続する場合にはまず保健センターにお電話にてご相談ください。
2020-02-18 08:44:00
新型コロナウイルス感染症について(その2)
昨晩は久しぶりに雪が降り、朝には路面が凍結しているかと危惧しておりましたが医院近辺は雪もあまり積もらず路面も問題なかったようです。さて、新型コロナウイルス感染症は終息がまだまだ見えず拡大の傾向にあるようです。厚生労働省より、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続くか、強いけだるさや息苦しさがある人は、全国の保健所に設置された帰国者・接触者相談センターに相談するようにとの目安の公表がありました。近隣の帰国者接触者相談センターは安佐南保健センター(tel 082-831-4942)、安佐北保健センター(tel 082-819-0586)内に設置されております。もし上記の症状に該当する場合には電話にて帰国者・接触者相談センターにまずはご相談ください。
2020-02-03 10:27:00
新型コロナウイルス感染症について
早いものでもう今年に入って1か月たち2月になりました。今朝は車の温度計を見ると2℃。朝晩はだいぶ寒いですが初雪はまだ見られませんね。さて今年に入って医療の分野で一番の話題といえば新型コロナウイルス感染症ではないでしょうか。世界保健機関(WHO)からの「緊急事態」宣言を受け、日本でも感染症法に基づき「指定感染症」とする政令の施行日が2月7日から2月1日に変更となっております。2月2日現在の全世界の感染者数は1万4550人、日本では20人、死亡者数は305人、日本では0人であり急速に感染が拡大しています。新型コロナウイルスは中国武漢市の海鮮市場で発生したと考えられており、その発生源はコウモリと考えられております。新型コロナウイルス感染症の症状としては通常の風邪症状といっしょであり鼻水、頭痛、咳、発熱などです。新型コロナウイルス感染症が疑われる例としては、37.5℃以上の発熱がありかつ呼吸器症状を有しており、武漢市への渡航歴があるか、「武漢市への渡航歴があり、発熱かつ呼吸器症状を有する人」との接触歴がある人です。感染が疑われる方はまず最寄りの保健所へ電話でご相談ください。予防としてはインフルエンザウイルス感染症と同じく、うがい、手洗い、マスク着用や人ごみに出ないことなどで、アルコール除菌なども有効なようです。マスクはドラックストアやネットでも売り切れとなっており入手が困難な状況のようですが、できることをして対応するしかないようです。まだインフルエンザも流行しておりますので十分気をつけください。