お知らせ(12月3日更新)

2016-09-16 12:31:00

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)の前処置について

大腸カメラは腸の病気を調べるためには大事な検査ですが少ししんどい検査です。

しんどい理由として腸をきれいにするために腸管洗浄剤をたくさん飲まなければならないことと検査自体のしんどさとがあります。

当院では少しでも患者様の負担を減らすために検査自体のしんどさに対しては鎮静剤を用いることで対応しておりましたが

このたび腸をきれいにするための腸管洗浄剤をたくさん飲まなければいけないことに対して新しい腸管洗浄剤である「ピコプレップⓇ」を採用しました。

「ピコプレップⓇ」は腸管洗浄剤の量は1回150mlx2回(検査前日と当日)の合計300mlと薬の量は今までと比較しかなり少ない量です。ただし透明な飲料(お茶、スポーツドリンク、具のない透明なスープ(コンソメスープなど)、透明なリンゴジュース、透明な色の炭酸飲料、水など)をピコプレップ服用後検査前日は1250ml以上、検査当日は750ml以上服用することとなります。

どうしても腸をきれいにするためには飲料はたくさん飲まなければならない点は変わりませんが少しでも飲みやすいものを飲用することが可能となります。

従来より用いている腸管洗浄剤である「モビプレップⓇ」と「ピコプレップⓇ」のどちらを飲むかについては患者様に説明させていただき決めていただけます。

少しでも負担なく検査が出来るよう心がけておりますので気になる症状があれば一度ご相談ください。